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本キット の構 成 図
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←クリックで大きな図
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☆ 本キット の詳細な 特 徴
☆ Q&A : その他いろいろなご質問はココ
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☆メーカー製CPUに縛られたセッティングを切り離して、完全に我が手に入れるという自由
インジェクター制御は全て、本ブラストフルコン-1にて自由自在に制御
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☆バイク積載用に超小型、シンプル設計、低消費電力
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四輪車用の燃料噴射パーツをバイクに転用するには、数々の問題点があります。
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構成部品や配線類が多く複雑で、転用に際して
色々な加工が必要
・
それらのサイズが大きく、余裕スペースが無いバイクに積むのが
大変困難
・
消費電力が大きく
、発電量不足に陥ってしまう。
ブラストチャージ-1
は、バイクに容易に搭載出来るよう。コンパクトサイズ化と構成をシンプル化しました。
また、
さらに、バッテリー電圧低下時の始動性を考慮して、電圧6Vでも最低動作するように設計されています。
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☆より多くのパワーと優れたレスポンス
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市販車のセッティングは、幅広い使用条件と部品の劣化を考えて、中間値、
ほとほど値
に合わせてあります。この為、セッティングをその使い方に合わせて詰めることで、純正エンジンでも5%ものパワーの向上が狙えることがあります。
またブラストフルコン-1では、加減即時の燃料追加噴射量も変更が可能ですから、キャブレターの加速時セッティングに使う
加速ポンプより早い反応
で有効な燃料追加が出来、より優れたレスポンスが実現できます。
さらにブラストフルコン-1では、吸入空気量の検出に
スロットル-スピード式
を採用しているため、スロットルを動かしたことを直接検出して、高速なレスポンスが得られます。
スロットル-スピード式とは、応答が早い、レースカーでは標準のスロットルスピード式燃料噴射システムで、F1カーを始めとするレース車両に使われています。スロットル開度を直接センサーで読み、その変化に敏速に反応する
急激なスロットル操作に追従可能です。量販、市販乗用車では、一般的に
扱いやすいマスフロー式、またはスピード-デンシティ式を採用
してありますが、これらは吸気管途中の空気量または空気圧力を検出するもので、バイクの用にインテークマニホールドが極度に短く、流入空気量の変動が激しすぎる場合には検出精度と検出速度にかなり問題があります。
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☆パソコン/PC接続での全データの書き換えで高度なセッティング
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☆キャブレタチューンみたいに、「
いじる楽しみ」
が拡大
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メーカー製CPUは調整することが出来ず
、パーツを交換などした場合に調子を出すことが困難です。
その為、一般的に
サブコンと呼ばれる機器で、センサー値にオフセットを加える
ことで、メーカー製CPUをだますことで調整を行っていますが、基本的にオフセットを加えるだけなので、
どういう調整になっているのかはブラックボックスのまま
、やってみてうまく行くような調整を繰り返すしかありません。
本製品はメーカ製CPUとインジェクターを切り離して、完全に独立した制御を行いますので、大幅なチューンを施す場合などでも理論的に対応可能です。
もう、一般的なサブコンのよくわからないセッティングのノウハウに悩まされることはありません。
自由なセッティング、
完全な自由な世界
です。
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☆自分の感性に合わせてチューンした単車を乗りこなす快感
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手に油する楽しみを知らないと、モノを表層的にしか捉えることが出来ないようです。
天候による調子の違いなど、エンジンとの楽しい対話が重要です。
スポーツバイクとは、人の感情に呼応し、
"心を開放させる"
ことが出来るバイクのことです。
本製品で、こつこつとセッティングする作業は、本当の意味でのエンジンとの対話です。
そして、自分の感性に合わせてチューンした単車は、
心を開放させて
くれます。
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☆ 本キット
の 取付調整手順 の概要
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★事前準備
☆本キットを入手
☆添付された取扱説明書を
熟読
☆CPUユニットとパソコン等をつないで、
初期設定データを書き込む
。
☆
3Dマップデータをそれらしくでっち上げて
入力しておく
。
★キット取付
☆純正スロットルポジションセンサーの配線を調査して、信号線を見つけて、割込配線をする。
(スロットルセンサ信号を横から読み取ります。)
☆CPUユニットの設置場所を
よく考えて
、設置する。
☆CPUユニットの電源ケーブルを車体側の電源ケーブルに割込して設置する。
☆CPUユニットの点火タイミングセンサー線を車体側の点火一次線に割込して設置する。
(点火バルスを横から読み取ります。)
☆純正インジェクターのカプラーを外して、インジェクター側に割込配線をする。
(インジェクタは完全に横取りします。)
☆純正インジェクターのカプラーの車体側には、ダミー抵抗を割込配線する。
(
メーカ製CPUがインジェクタ配線が外れていることを気が付かないようにだまします。)。
★動作確認
☆CPUユニットとパソコン等をつないで、データを送受信が出来る状態にする。
☆パソコン等からコマンドを送り、
スロットルセンサ初期設定モード
にする。
☆スロットル全開、全閉でパソコン等からコマンドを送り、スロットルセンサの初期設定をする。
☆パソコン等からコマンドを送り、スロットル開度値の
モニターモード
にする。
☆スロットルをいろいろと開けてみて、実際の動きとモニター値が合っているかを確認する。
☆点火信号を正しく読めているかを確かめる為にエンジンを普通に始動する。
☆パソコン等からコマンドを送り、エンジン回転数の
モニターモード
にする。
☆スロットルをいろいろと開けてみて、実際の動きとモニター値が合っているかを確認する。
☆エンジンを停止させる。
★ここから燃料噴射を使っての初めてのエンジン始動
☆ティクラーモードでインテークマニホールド内に少量の燃料を噴射する。
☆
エンジン始動を試みる
。
☆パソコン等から始動範囲の燃料調整値を書き換えて、始動を試す。
☆うまく始動できたら、パソコン等からアイドリング範囲の燃料調整値を書き換えて安定させる。
☆スロットル開度を変えつつ、パソコン等から燃料調整値を書き換えて調整する。
☆空ぶかしが上手くいくようになったら、その値をもとに
3Dマップデータ値を全面的に見なおす
。
★実走行でのセッティング
☆
そろそろと走りならがら
パソコン等から燃料調整値を書き換えて調整する。
☆
あとは、セッティングの深い世界に溺れて下さい
。
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3Dデータマップ 例
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☆
3Dデータマップ の作り方
例
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具体的な3D データマップ
作成例
SRX400ノーマルの例
エクセルのグラフ機能を利用して、3Dマップグラフにしてあります。
もちろん、データそのものは、
二次元の表(
エンジン回転数とスロットル開度の項目に対する充填効率値)
ですが、
グラフにすることでわかりやすく、データの入れ間違いも発見しやすくなるので、
エクセルのグラフ化はお勧めです。
以下のやり方で、初期の3Dマップデータ値を
それらしく、でっちあげる
ことが出来ます。
もちろん実際にエンジンを動かしてみてから、具合をみながらいろいろと値を変更して、
結局は全体の値を微妙に変更していくことになるのですが...。
(セッティングの深い世界に
溺れて
ください。)
カタログ等に記載されているエンジンの出力特性図から
トルクカーブ曲線をベースに100%開度でのマップを作成
ピークトルク位置で充填効率80-90%として、トルクカーブに合わせて充填効率を比例で入れる。
アイドル回転数でのデータを作成
アイドル回転数での時の充填効率は10%開度でサチる。(それ以上開度を上げても変化しない。)
100%での充填効率はほぼ60-80%
アイドル時、0%開度の充填効率は25-35%程度
つまり0%で25%、10%以上は60-80%としてデータを作る
最高回転数でのデータを作成
充填効率は80%開度でサチる。(それ以上開度を上げても変化しない。)
100%での充填効率は80-100%
エンジンの性格による
リッターバイクや低速重視ならば70-85%
ピーキーな性格なら85-95%
、100%もあり
0%での充填効率はアイドルより低く20%以下
中間域のデータを作成
充填効率は50%開度程度でサチる。(それ以上開度を上げても変化しない。)
100%での充填効率は75-85%
トルクの谷がある可能性大
0%での充填効率は中間値30%
さらに最高値と中間値の中間を作成
充填効率は65%開度程度でサチる。
また中間値とアイドル回転数の中間を作成
充填効率は20開度程度でサチる。
※
これで、カタログ等のエンジン出力曲線から、
概略な3Dマップデータ値の出来上がり
。
あとは、実際にエンジンを動かしつつ、
イイ具合
になるようにデータ値を書き換えつつ、
全体の値を見なおす作業を行って下さい。
セッティングの深い世界に浸れます。
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データ入力の例
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本キットのCPUユニットとノートパソコン等をつないで、
シリアル通信(RS232C)またはUSB接続
(
オプション※1
)することで、
コマンドを入力するだけの簡単に全データの書き換えが出来ます。
下記の例はWindowsの標準ツール、ハイパーターミナルを使っています。
別売の
3D
MAPグラフ表示&Data一括書込アプリケーション
を利用すれば、
Excelのワークシート上で、コマンド入力無しにより簡単に扱えます。。
基本的なコマンド一覧
A
= 加速ポンプ機能用 補正値
修正モード
B
= 基本噴射Timer値 修正モード
D
= 3D MAP値の修正モード
H
= 全体補正値 修正モード
M
= 3D MAP切替モード
T
= スロットルポジション値
初期設定モード
R
= 3D MAP値の表示モード
コマンド入力の例
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パソコンを接続して、Windowsの標準ツール、ハイパーターミナルを使用して、
CPUユニットとシリアル通信を行っています。
上記の図は、
M0を入力して、3Dマップを0番に変更しています。
CPUユニットがマップNo.0にしたと返しています。
B5297と入力して、基本噴射Timer値を5297に変更しています。
CPUユニットが基本噴射Timer値を5297にしたと返しています。
H100を入力して全体補正値を100(100%で増減無し)に変更しています。
CPUユニットが全体補正値を100にしたと返しています。
A200を入力して加速ポンプ機能用補正値を200に変更しています。
CPUユニットが加速ポンプ機能用補正値を200にしたと返しています。
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上記の図は、
D0/28から68/700を入力して、3Dマップの充填効率値を700に変更しています。
CPUユニットが充填効率値を700にしたと返しています。
Dエンジン回転数/スロットル開度/充填効率x1/1000の型式で入力します。
なお、3次元データマップは、26x39=1014個のロードポイント。
スロットル開度 4%きざみで範囲
0-100%の26点
エンジン回転数
400rev/minきざみで範囲
0-15200rev/minの39点です。
入力例では、エンジン回転数0
rev/min、
スロットル開度28%から68%の
充填効率値を70%と入力したことになります。
(実際にはエンジン回転数0でのデータは充填効率は0です。あくまで入力例ですのでご容赦。)
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対応車種例
エイプ・50
/ フォルツァ Z / フォルツァ X / リード
/ セロー250 / トリッカー / XT250X /
マジェスティ / マグザム / シグナスX /
ST250Etype / GRASSTRACKER / SKYWAVE
250 / VanVan 200 / ADDRESS V125G /
250TR / D-TRACKER X /
KLX250
/etc.
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